未完

DB パラレル 未完 『螺旋』 VBスピンオフ 

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『螺旋』 スピンオフ ~BV~
副題『出会い』

注意
ベジータとブルマは同い年です。










――時代はサイヤ人狩りの初期に遡る。
数十年前、まだ二人が出会った頃。”螺旋”の始まり付近に。



十代前半の一人の少女…青い髪に青い瞳の美少女が焦土の中をエアバイクで進んでいく。
彼女の名前はブルマ。中央都市に本社を置くカプセル・コーポレーションの社長令嬢だ。
カプセル・コーポレーション―通称C.C社は世界中で出回っている機械や発明の殆どを占める有名な会社だ。
彼女の父親であるブリーフ博士は元々科学者兼技術者で、将来を嘱望され、若い頃には資格を得るのが難解と言われるサイヤ人の都市に留学していた事もある。
彼らの技術などを学んだ後、政府直属の研究所に行かずに、妻の実家に婿養子に入り、C.C社の前身となる会社を設立した。
博士はサイヤ人の技術を応用した発明を世に出すにあたり、サイヤ人政府に許可を打診したが、当初は他の会社同様、全く相手にされていなかった。
サイヤ人達は技術を垂れ流しにすることも、模造品を作る事も許さなかったため、市場に出回る商品は地球の技術のみで作られていた。
無断で彼らの技術を使った商品を作ろうものなら手酷い報復を受けるので、誰もがサイヤ政府に許可を得ようと必死だった。だが、今まで誰一人としてその許可を得たものは居なかったのだ。
しかしC.C社とは縁も所縁もない、サイヤ人社会で王家に次ぐ影響力を持つ祭司という超大物がC.C社のみ技術の使用許可を出した事により、地球人で初めてサイヤ人の技術を使った商品を売り出し、市場を独占する事が出来た。
そのことにより他の企業の妬みを受けたが、サイヤ人の政府がそれらの防波堤になってくれたので、表立った妨害や批判を受けてこなかった。
C.C社の商品の目玉になる物質収縮装置…ホイポイカプセルなどもサイヤ人の技術を用いられている。

ブルマがエアバイクに乗って周囲を見回すが、辺り一面焦土になっており、ここにサイヤ人の都市があり、数多くのサイヤ人達が生活を営んでいたとは誰も思わないだろう。
―ハァ…。本当に何もなくなってるわ…。
ここで殺戮が行われていたと、誰がわかるだろうか。
遺体どころか、肉片も…血の臭いすら完全に消し飛んだ場所で。


サイヤ人の強靭な身体と”気”と呼ばれる、体内に秘める尋常ならざるエネルギー。
最強と謳われる戦闘民族であるサイヤ人の生態と強さの秘密を調べるために、政府はサイヤ人のサンプルを欲していた。
人造人間に敗れたサイヤ人が、最期の力を振り絞り、死んだ仲間や、人造人間、地球人の都市などを丸ごと飲み込むように、細胞一つ残さぬように自爆するため、政府はサイヤ人のサンプルを手に入れられずにいた。
それは、死んだ仲間や自分の遺体を好きにはさせないという、彼らの最期の意地と誇りゆえの行動だろう。
いくら優れた身体能力と強い力を持っており、自分達より優れた科学力を持つサイヤ人が恐ろしいとはいっても……
―地球から流されてきたあたし達を受け入れてくれたサイヤ人を滅ぼそうだなんて、本当にどうかしているわ!!
百年前、地球人達は母星からこの世界に突然”大移動”してきた。
地球人達は自分達よりも身体能力や科学力に優れたサイヤ人を恐れたが、サイヤ人は地球人に対して警戒する必要がないと思ったのか、丸腰でこの星に飛ばされた彼らを侵略者としてみなさずに、受け入れて色々と手を尽くしくれていた。
そのお陰で地球人の技術力は”大移動”してきた頃とは比較にならないほど進歩したし、人口も十倍以上になった。
それなのに、このサイヤ人狩りは百年近い恩を仇で返す行為に他ならない。


地面の下から手が出ているのを見て、ブルマが反射的にエアバイクを急停止させる。
そのためバランスを大きく崩して、エアバイクが転倒し、ブルマが地面に叩きつけられる。
「いったぁ~~!!!」
地面に擦りむいた、膝や腕全体から血がにじみ出てくる。
エアバイクが転倒し投げ飛ばされたのに、この程度で済んだという時点で強運の持ち主だと思うが、彼女からすれば自分が傷ついた事には変わりないので、さほど強運だとは思っていない。
ブルマが恨めしげに転倒の原因―地面から生えた腕を見る。
地球人の腕かと思うが、あの爆発では地球人の体など木っ端微塵に吹き飛んでしまう。ならばサイヤ人か人造人間の腕だろう。
ブルマが恐る恐る手に触ってみると、薄手の白いグローブをしているがその手は温かく、持ち主が生きている事を示していた。
「ちょっと!大丈夫!?
待ってて、今助けるから…!!」
エアバイクまで駆け寄り、地面を掘るのに適した道具を探すが、必要な時に限って必要な物が見つからないのは世の常だった。
ブルマが荷物を探るが、中々見つからなかった。
その間にブルマの声に反応したのか、腕が動き、地面が盛り上がり、ブルマが音に気づきそちらを見た時に漸く持ち主の顔が漸く地面から出た。
その少年は十代前半…ブルマと同じ年代だった。
サイヤ人特有の重力に逆らった黒く硬そうな髪に、整った顔立ちに珍しい色白の肌をしていた―一般的なサイヤ人は黄味がかった肌の色をしている。
何より瀕死の状態でありながらも全身からただならぬ威圧感だった。
少年が鋭い眼差しでブルマを睨む。
その視線に彼女が恐怖にすくみ上がるが、それよりもその目に惹かれた。
―その目を見た瞬間、魂を射抜かれた錯覚が全身に走った。
死を恐れながらも、その目で見つめられたまま殺されたら、それこそ最高の幸せだという、冷静に考えたら愚かな考えが、この時の私の脳を…心を支配していた。


地面から顔を出した所で気を失った少年を見下ろす。
このまま放っておけば、確実に政府に捕まり、実験動物扱いを受ける。
―そんな事、絶対に許せない!
絶対に助けてみせる!!
結論を出せば、その後の行動は迅速だった。
救急の医療用の機械で応急処置を行い、両親に頼んで内密にジェットフライヤーを寄越してもらった。
事情を話した時両親は酷く驚いていたが、肝が据わっているのか前向きなのか、サイヤ人の少年の看護をするのを止めなかった。
少年が意識不明の重体である事もあるが、ブルマが一度言い出したら聞かず、自分の意思を曲げない性格だからだろう。
彼女の両親は少年を看護すると決めた時に彼女に、ブルマがしたいなら自分で責任で全てやれと言うだけだった。
元々両親は彼女に自立を促し、自分の言動に責任を持たせる教育方針をとっていたので、ブルマの行動にむやみやたらに反対する事もなかった。
そもそも両親は自分達の恩人でもあるサイヤ人を見捨てるつもりはなかったのだが。

少年はあれ以来ずっと眠り続けている。
サイヤ人の回復能力ならば、とうに傷口は完治しているはずなのに、その気配は一向になかった。
父親から聞いた話ではサイヤ人狩りの時に、彼らの生体を著しく狂わせる特殊なパルスが放たれていたらしい。サイヤ人がそれを浴びれば身体能力は地球人並になり、回復力も低下する。
それを聞いた時、ブルマははらわたが煮えくり返るような思いがした。
―サイヤ人は全力を出し切る事も出来ずに、衰弱させられたまま殺されたのだ!
そんな卑劣な行動をした地球人と自分は同じ。そして少年は絶対に地球人を許さない。
少年が目を覚ましても絶対彼女には心を開かないと思うと、怒りや悲しみと憎悪が湧き上がってくる。


血液が多く失われたのか、少年の顔色は血の気が殆どなく、色白の肌も病的に白くなっていた。
輸血も出来ないため、これ以上の出血を起こさぬように細心の注意をもって看護していた。
何度も苦しそうに眉を寄せて、魘された時にうわ言で喋るのはサイヤの言葉だろうか、彼女には全く分からない言語だった。ただ、助けを求めているのが察せられたので、その度に彼の手を握っていた。
少年が少しでも安らぐように、母親がよく歌ってくれた子守唄も歌った。
そうしている間、少年の顔が苦痛から和らいでいくのを見ていると、安堵していた。


博士が気を失ったままの少年の寝顔と、彼を看護するブルマを見る。
「…政府に引き渡すの?」
生きたサイヤ人の身体が、彼らの手に入れば、会社は政府から多大な恩恵を受けられるだろう。
その代わり少年は生きながらに切り刻まれ、標本のようになるか、生涯実験動物として過ごす事になる。
彼が気を失う前に見せた誇り高い、苛烈なまでの瞳を思い出す
―そんな事、絶対にこいつには耐えられない。
ブルマが庇うようにベジータの手をしっかりと握り締めているのを見て
「……娘と年の変わらない子供に辛い目は遭わせられんよ。
大体儂はそこまで落ちぶれてはいないさ。
勿論サイヤ人の生き残りが他にもいたら、彼らも匿うよ。………とても、罪滅ぼしにはならないけどね」
サイヤ人と協定を結んでいたC.C社が政府内で冷遇されているのも事実だが、それでもサイヤ人の数少ない生き残りを見殺しにする事など出来ない。
政府の汚いやり方に、屈するつもりはなかった。

少年が目を覚ますと、見たこともない景色と、彼が気を失う前に、目に映っていた少女が居た。
彼が目を覚ましたのを見て、ブルマが嬉しそうに
「よかった!!あんたあれから五日間ずっと意識不明だったのよ!」
少年は初め虚ろな目で彼女を見ていたが、次第に何があったのかを思い出し、全身を強張らせ


「放せ!!貴様らの世話になってたまるかッ!!」
「ちょっと!!暴れないで、傷が開くでしょ!!」
彼女の脳裏に、最初に見た瀕死の彼の姿…全身血塗れで、辛うじて生きていたあの姿が甦る。
―いくらサイヤ人が頑丈で、治癒能力が優れているといっても、あんな傷を負っていたのよ!!ここから出たら…。
政府に捕まって、実験体としての人生を送るであろう事を想像した途端、激しい怒りが湧き起こってくる。
衝動のまま、暴れる少年を押し倒して
この時、二人の視線が始めて交錯した。
「いい加減にしなさい!!あんた、それ以上暴れたら本当に死ぬわよ!!」
暴れたせいで傷口が開き、血塗れになった包帯と、口から僅かに血を垂れ流して、本来なら痛みで意識を保つ事だって満足に出来ないだろう。
それでも彼はブルマに激しく燃えるような苛烈な視線を向けていた。
「貴様らのような下等生物に飼われるくらいなら、死んだ方がマシだ!」
その言葉を聞いた時、彼女の中で何かが切れた。
頭が真っ白になり、気がついた時には少年の頬を思いっきり殴っていた。
殴った拳の痛みと、少年の頬に残る拳の痕がそれを物語っていた。
それを見て少し冷静になったが、それでも彼女の中に渦巻く感情は消えずに、”それ”の赴くままに怒声を上げる。
「馬鹿!!あたしでも押さえつけられるほど弱っているってのに、何処に行こうってのよ!?国だってもうないのに!!
この馬鹿!!チビ!!ガキの癖に一人で生きられるなんて粋がってんじゃないよ!!」
感情のまま喚きたてるブルマに、少年がムッとして
「ガキだと!?俺とそう年の変わらん貴様に、そんな事いわれる筋合いはない!!」
「何よ!!あんたどうせ8歳かそこらでしょ!?」
出会った時は同い年くらいに見えていたが、寝顔や垂れ下がった前髪で怒鳴るその姿はとても幼く見えた。
「俺は12歳だ!」
そこまで怒鳴った所で、押さえつけていた痛みが我慢できずに


「……クソったれ…この俺に無礼な口を……。貴様、必ず殺してやる…」
恨めしげに言うが、その目と声はとても弱々しかった。
彼にはそ彼女を殺すだけの体力すら残ってなかった。
―いっそ、殺してくれればいい。
少年と会ってから、自分が自分ではなくなった。こんなうじうじしてばかりの自分なんて大嫌いだ。
この少年の手で殺されるのなら、本望。
初めて会った時に過ぎった考えが浮かぶが、今の自分の感情を少年の前に晒すのは負けを認めた気がする。
彼女の自尊心はそんなことを決して許さなかった。
平静な様子を装うと、少年の口元に食べ物を差し出す
「あたしを殺す前にあんたが弱ってたら話にならないでしょ。 だからちゃんと食べなさい」
少年は彼女の手を振り払うと、憎らしげに
「貴様らの施しは受けん!」
「そんな事言って、あんた今の状況がわかってるの?」
どこか呆れたように言う女に、ありったけの憎しみを込めて睨む。
一体何のつもりかわからんが、今の情勢でサイヤ人である俺を匿って世話を焼くなど、頭がどうかしているとしか思えなかった。
”珍獣”として飼い慣らすつもりか、それとも愛玩目的か。
どちらにせよ、碌でもない理由だ。
好意によって、とは思わないし、思えない。
地球人共の裏切り行為や卑劣な手段を考えれば、連中にまともな思考回路など存在するわけがない。
少年がそんな事に考えを巡らせている事など気づかずに、ブルマが


ブルマが立ち去った室内で、
本来ならば一週間もあれば体力も戻るだろう。
しかし、地球人の発明したサイヤ人の力を抑制させるパルス発生装置の影響により、力はおろか、回復力も著しく落ちていた。
―パルスの効能は三ヶ月。それを過ぎたら、あの女を殺して、こんな所からさっさと出て行ってやる…。
助けられた事に対して恩義はさほど感じない。
そもそも手段を問わずに、彼らを滅ぼそうとしている地球人に対して、恩義を感じろというのが無理な話だ。
こうしている間も、サイヤ人が下等種族である地球人に殺されていっていると考えているだけで全身の血が沸騰するほどの怒りと憎しみを感じる。


博士がブルマを宥めるように
「…彼は見たところまだ十代前半くらいじゃないか。この半年の間に一族の殆どと国を滅ぼされた事はとても許容できる事じゃないよ」
「そんなのわかってるよ…」
分かっている。本当にそういえるのだろうか?
彼女の中の冷静な部分はそう問いかけるが、


「あいつ…あたしと同じ年なのに、全てをなくしたのよね…」
命と誇り以外の全てを。

「ねぇ。あんた…名前はなんていうの?」
彼が目を覚ましてから一週間以上経っているが、少年は自分の事は一切語ろうとしなかった。
今だ寝たきりの絶対安静が続いているが、所作振る舞いや食べ方の優雅さを考えれば、サイヤ人の中でも上層にいたのだろうと、推察できるくらいだった。
ブルマの問いかけに少年は黙って、そっぽを向いた。
少年とすれば、これ以上地球人に関わるつもりはないという、拒絶の意思を伝えただけだ。
しかしその態度にブルマが不満げに頬を膨らませる。
恩義を感じろと、図々しく言うつもりはない。けれど助けてもらって今も世話を受けているのだから、何かしらの礼を言うべきだと思う。
この少年ときたら、そうした世話を受けるのは当然と思っている節がある。


目を覚ましてから、彼女が聞いた彼の声は全て怒声か、憎しみのこもった声ばかりだった。
もっと色んな声を聞きたい。色んな表情を見たいと思う。
そのため、少年の部屋に入り浸る毎日が続いていた。
天才科学者の父親の血を濃く受け継いだ彼女にとって学校の授業など面白くもなんともない。
彼女は学校に通わずに、特別な授業を受けている。
レポートを期日までに出し、単位をとっていれば何の問題もない。
趣味の機械弄りに回していた時間を、少年と過ごす時間に変えていた。


「サイヤ人って…野菜みたいな名前だから…そうねぇ…ラディッツ…バーダック…ホーレン…モーシャ…ベッキャ…カリフラ…ナッパ…レーコン…」
彼女が思いつくだけの名前を言っていた時、それまで何の反応も示さなかった少年の体が僅かに動いた。
その様子を見逃さなかったブルマが、何処か嬉しそうに
「この中にあんたの名前があったの?」
彼が反応した名前を思い出すと…
「…あんたの名前って、レーコン?」
「違う!!俺の名前はベジータだ!!」
反射的に起き上がり、怒鳴り返す。
唖然とした表情でベジータを見ていたブルマがポツリと
「…ベジータって…サイヤ人の王族?」
彼が気まずそうに顔を背ける。
「そう!あんたベジータって言うの!」
彼がサイヤ人の王族だと分かった事よりも、漸く彼の名前を聞きだせたことが嬉しかった。
純粋な笑みを零したブルマに、ベジータは一瞬見とれていたが、見てはならぬものを見てしまったかのようにすぐに顔を逸らす。


「いい、ベジータ。ちゃんと食べて、寝て、体力を回復させること!」
今にも小躍りしそうな雰囲気でブルマが部屋を出る。


―そう!あんたベジータって言うの!
―いい、ベジータ。ちゃんと食べて、寝て、体力を回復させること!!
先程のブルマの声と笑顔が、ベジータの中で渦巻いていた。
―馬鹿馬鹿しい。ただ、名前を呼ばれただけじゃねぇか…。
名前はその人間の真実を表す最も重要なものだと、祭司である叔父の言葉が浮かび上がる。
だから地球人には絶対に名前を知られたくなかった。
けれど、叔父の名前を引き合いに出されて反射的に本名を言った事を、後悔していた。


―俺は、ここから出て行く。
そう自分に言い聞かせるように念じて、そのまま眠りに落ちた。


言い訳
ベジブルでベジータがブルマにゾッコンになるのにはまだまだ時間がかかります。
最初はブルベジ優勢です。
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