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ゾイド 小説 『料理は愛情』 RL

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火星物語の『料理は愛情』を書いている途中で思いついた超短編なので、同じ題名にしました。
全く甘くないけれど、レイリーです。そのつもりで書きました。














並べられた料理は味も盛り付けも何もかも合格点な程上手で、とても本を見ながらとはいえ初めて作ったものとは思えなかった。
「何で君はこんなに料理が上手なんだ」
不満そうに言われた言葉に彼が大きく溜息をつく。
「お前の料理が下手すぎるだけだろう」
彼女はナイフの扱いは上手だというのに、料理…それも味付けの段階で必ず失敗しており、えもいわれぬ味を作り出していた。
何度も彼女から料理のうまくなるコツを尋ねられるが、レシピどおりに作っている彼からすればどうして料理が下手になるのかがわからなかった。
一度彼女に聞いてみた事があったのだが、さぁ?僕にも何でかわからないんだと返されて以来、聞いたことはない。
料理には何かコツが必要なのだと考え、しつこく聞いてくるが、彼に言えるのはたった一つ。レシピをよく見て料理しろ、だけだった。
「いい加減コツの一つを教えてよ」
だから何故普通のものが出来ないんだという言葉を飲み込めたのは、それだけ彼が成長したという証だろう。
此処でいつも通りの事を言ったとしても、絶対納得せずに煩く付き纏ってくるに違いない。
それを防ぐため、彼女の口を塞ぐ効果的な情報を記憶の中から洗いざらい調べていると、幼い頃の記憶から最適な情報を見つけた。それを引き出して口にする。
「昔、母さんが言っていたが…」
どんなコツかと目を輝かせながらレイヴンを見るリーゼに、彼は真顔で一言喋った。
「料理は愛情が決め手だそうだ」



言い訳
料理上手なレイヴンと料理下手なリーゼです。
何でわからないけれど、リーゼって料理が下手というイメージがあるんです。レイヴンは上手かな?彼からすればレシピ通りに作っていれば食べられない料理は出来ないという考えがあるので、逆に何故レシピを前にしてもそれ通りに作れないのかが、不可思議なだけです。
(彼女の料理の腕について、レイヴンの中でリーゼ七不思議の一つとなっていそう)

この話、オチが気に入っているんです。(最初にオチが浮かんでそこから話を作っていったから)
レイヴンが真顔でこの台詞を言った後の、場の空気は皆様のご自由に想像して下さい。
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