「火星物語」
火星物語 小説

火星物語 小説 『手紙』

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注意
ここに掲載している考察を元に「風使いは遺伝」という説を前提にしています。














――アンサー、ポチ。元気にしてますか? 僕は元気です。


最後に君と会った時は束の間であまり話が出来なかったけれど、それでもまた会えて嬉しかったです。
あの後、庶民が王様になることで色々と大変な思いをしてきたのに、そんな暗い部分も一切なかった君の明るさと強さが羨ましくもあります。


人は一人で…点として存在しているわけじゃない。
親から子へ、子から孫へ。連綿と受け継がれてきた歴史と思いが宿って、人は生まれてくる。そして誰かに支えられ、誰かを支えて生きていく。
僕が存在するのは、今まで血を繋げて来た先祖と、今まで支えてくれた人々がいるから。そんな当たり前な事をわかっていても、そのことを実感するのは中々難しいです。
でも以前の僕はそのことを意識すらしなかった。自分が生きていることを、当たり前に考えてました。
その頃に比べたら、今は進歩したものだと思いたいです。
一歩ずつでもいいから、着実に成長して…いつかアンサーの言葉を”言葉”として受け止めずに、本質を理解したいです。



――クエス、サスケ。元気にしてますか? 僕は元気です。


僕がここまで戦って、生き延びることが出来たのは、あなた達に戦う術を教わっていたからです。
大切な人を守る力を、生き延びる術を与えてくれてありがとう。


二人が僕に風や忍術をもっと教えたかったように、僕ももっと沢山の事を知りたかったです。
あの時、「歴史を変える」と嘘をついたこと。一時は哀しんで恨んだ事もありました。…例えそれしかないとわかっていても納得できなかったんです。
今は、あの時二人が僕に託したものがわかったので……以前のようなわだかまりはありません。
あなた達は僕に未来を託した。だから僕達はよりよい未来を作るために頑張ります


一時、あなた達が僕の先祖じゃないかと考えた時期もありました。 ……結局それは外れてしまったけれど。
でも不思議です。風使いの能力も遺伝するものだというのなら、あなた達しか考えられる人はいないのに……。
だから二人とも…生き延びることが出来たと、思ってもいいですか?



――みんなに会えて、本当によかったです。 今の僕が存在するのもみんなに出会えたからです。
何度お礼の気持ちを口にしても足りないけれど、それでも言わせて下さい。
…ありがとう。本当に、ありがとう。 僕もみんなのことは絶対に忘れません。

フォボスが幾枚もの手紙を丁寧に焚き火にくべていく。
この手紙が煙となって、天国にいるであろう人々へと届く事を願って。



言い訳
ED後のフォボスから、過去へ旅した仲間達への手紙です。
みんな遠い昔に亡くなっていますが、フォボスの中では彼らはもう会えないけれど、”生きている”んです。
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