未完

火星物語 未完 『報告の一端』

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注意
オリジナル設定があります。
フォボスの両親について捏造してます。
風使いは遺伝という設定です。








あの風使いに纏わる報告書に目を通す。
アロマ村生まれのA710。
現在フォボスと名乗っているが、A710は命名の儀を受けていないため、勝手に名前を名乗る偽名称罪となる。

三歳の頃のバス事故により両親は死亡。母の腕に抱かれていたA710が唯一の生存者だった。
その後はタコ族の男が後見となって、生家で暮らす。
A710は生活の足しに何度か父親の残したアロマ王国関連の書物を売っていた。それらの中から風使いに纏わる書物はハーネスの情報部が買い占め、風使いの情報源として利用している。

両親の履歴であるが、父親はカンガリアン生まれで難関の国立大学を首席で卒業した秀才。将来を嘱望されていたが、考古学の中で禁忌とされるアロマ王国を専門とした研究を始める。それによって白眼視を受け、学会から完全に孤立した。
それをよいことにカンガリアン籍を放棄し、アロマに移住した変人だ。
父方の親類の医療情報を入手したが、全て風の民の遺伝反応はなし。
これにより、母親が風使いの血筋であると判明する。

風使いは血筋で決まる。
一般的に忘れ去られた事実も、風使いの抹殺任務を受けているシルビーにとっては常識ともいえた。
これまでシルビーが始末してきた”風使い”達は覚醒遺伝による”もどき”程度に過ぎない。殆ど人間と変わらなくても、邪悪な血を引く風使いの血筋を完全に絶やすことが使命であり義務と信じてきた。
そのシルビーにとって、フォボスは初めて会った”本当の風使い”だ。
だからこそ、どのようにしてそこまで濃い血を維持できたのかを知る必要がある。

母親の情報を調査するが、各地を転々と渡り歩いていたため情報の入手がはかどらない。
辛うじて分かったことといえばハーネス出生であったが、孤児院育ちで命名の儀を受けた直後に失踪したという程度。その与えられた名前とアロマで名乗っていた名前は違っていたため、両者を結びつけるのに時間がかかった。
母親がいたのは無許可の孤児院であったせいで血液検査は行われていなかった。だから風使いの末裔であると知られることはなかった。
しかし孤児院時代の記録を読み返せば風使いの能力の片鱗がそこかしこにあった模様。
灯台下暗しとはいえ、何故当時の情報部は気づかなかったのか。これは明らかな職務怠慢と言っても過言ではない。

四百年前の戦乱時に生き残っていた風使いは、たった三人。悪名高い魔女クエスと、その取り巻きだけだ。
そこから考えるに、あの風使いは魔女の末裔である可能性が高い。
リュート将軍と相打ちになったと伝えられていたが、あの風使いがこれまでの定説を覆すかもしれない。

悪しき血を絶やす。
仕事としてよりも、強い義憤から決意を新たにする。

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